
副業でデザインを本気ではじめよう!
と、デザインの基礎に関する本を読み漁りました。
その中でもバツグンに分かりやすく、勉強になったのが今回紹介する「なるほどデザイン」です。
ビジュアルが圧倒的に多く文字は少なめ。
視覚的、直感的にデザインの基礎について教えてくれます。ページが華やかでめくるのが楽しい!!笑
大きく3つのチャプターに分かれて構成されているので、各チャプターごとにレビューします。
編集について:伝える相手でデザインは変わる
「朝ごはんを紹介する雑誌のページ」について、
誰に伝えるかによって、どのようにデザインが変わるかを教えてくれます。
- 男女問わず料理初心者に向けたもの
- 料理に関心の高い女性
- 生活にこだわりがある人
同じ素材なのに、それぞれ全く違うデザインになっています。
こういうデザインはダメ!!ということでなく、
相手によって正解は変わるんだなぁと思い知らされました。
実際に紙面が出来るまでの工程も1つずつ解説してくれています。
- 図解とラフ
- 方向性を決める
- 骨格をつくる
- キャラ立ちさせる
- 足し算と引き算
- ブラッシュアップ
初心者がデザインするにあたって、実際の作業工程を解説してくれるのはありがたいことですよね。
次のチャプターからは、それぞれの工程で武器になるような知識を学べます。
デザイナーの7つ道具:何を中心にデザインを組み立てるか
- ダイジ度天秤:どっちがダイジ?を口癖にしよう
- スポットライト:主役を狙って光を当てる。
- 擬人化力:いいデザインていいキャラしてます。
- 翻訳機:言葉と絵のバイリンガルになろう
- 虫めがね:ふところに隠し持った最終兵器
- 愛:そのデザインを決めるもの
目次としてはこのようになっています。
チャプター1で実際の作業工程を学びましたが、デザインについて悩むところはまだ多いです。
そんな時に上記の7つ道具の考え方を使えば、
こういう理由でこういうデザインにしよう!
という方向性が決まります。
相変わらずビジュアルが多く大変分かりやすい。笑
デザインの素:文字・色・写真など
そして更に細かいところにフォーカスするのがチャプター3です。
文字や色、写真をどのような考えで選び、使うかが書いてあります。
1枚の写真でもどこを切り取って使うかで、印象がこんなにも変わるのかと驚きます。
また図やグラフについての解説もこの章にあり、あまりの見やすさにまた驚きます。



デザインの力すごい!伝わり方が全然違う!!
まとめ
この本自体がとても分かりやすく、楽しいデザインなので内容に説得力があります。
何かデザインをする時に迷ったときには、パラパラと見返してヒントがもらえるとてもいい本です。
副題で「目で見て楽しむデザインの本」とありますが、偽りない!
良い本なので興味ある方是非読んでみてください。
ビジュアル多いですが、まとまりがいいので電子書籍でも特にストレスなく読めました。